23日午後8時36分ごろ、東京都新宿区西新宿1丁目の京王線新宿駅ホームで電車を待つ客の列に男がぶつかり、先頭に立っていた通信制の星槎大学(本校・北海道芦別市)学長の佐藤方哉さん(77)が押し出され、入ってきた電車とホームの間に頭から転落した。佐藤さんは首から胸付近を挟まれたまま約10メートル引きずられ、間もなく死亡が確認された。
佐藤さんは慶大や帝京大の教授などを経て、2009年4月に星槎大の学長に就任した。星槎大などによると、詩人・小説家の佐藤春夫の長男で、行動分析学の第一人者として知られ、日本行動分析学会や国際行動分析学会の会長も歴任した。
歌山県新宮市立佐藤春夫記念館によると、佐藤春夫は、自身の文壇デビューを後押ししてくれた作家の谷崎潤一郎と離婚した千代と結婚した1930年の「細君譲渡事件」で話題となったが、死亡した佐藤さんは春夫と千代の間にできた子供だった。
星槎(せいさ)大学

